代休と振替休日の違い!どちらが社員にとって得なの?

休み・有給

会社の上司から、来週の日曜日に展示会があるので休日出勤してほしいと言われました。(会社の休日は土日祝です)
休日出勤する代わりに来週の水曜日に振替休日を頂いたのですが、会社の同僚から「振替休日だと休日手当が支給されないから、休日手当が支給される代休に変えた方が良いよ!」ってアドバイスされました。
振替休日と代休の違いがよくわかりませんが、今からでも代休に変更した方がお得ですか?

自分の都合で振替休日を代休に変更することは出来ません。もし収入面を気にするのであれば有給休暇を取得しよう!

休日出勤は振替えることができる

学生時代にアルバイトをしていた時は気にしたことが無いでしょうが、会社員やフルタイム勤務のパートで働いている場合、会社カレンダーが休日の時に出勤したら、違う日に振替えて休むことができます。

休日には「法定休日」と「法定外休日」がある

法定休日は法律で定められた休日で、具体的には4週4休です。ですので、どの会社で働く場合でも、1週間で1日以上は休暇を与えなければいけないと労働基準法で決められています。(一部例外を除く)

一方、法定外休日は会社が独自に決めた休日のことです。会社勤めであれば、一般的に土日祝が休みになるので、日曜日を法定休日とするなら土曜と祝日は法定外休日になるというこです。(法定休日の曜日を定める必要は無い)

これは振替休日と代休の違いを語る上で、非常に重要なので覚えておいてください。

週休2日の会社が多いのは何故?

労働基準法では、休日の他にも労働時間についても定めがあり、1週間で40時間以下の労働でなければいけないと定められています。多くの会社が1日8時間勤務なので、必然的に週5日勤務(8時間×5日=40時間)が限界になるということです。

こちらも一部例外があります。

休日出勤には割増手当が支給される

例えば土日が休日の会社の場合、土曜日に休日出勤すれば日給の25%が割増手当が日給にプラスして支給されます。(日給10,000円であれば12,500円)

あれ?休日手当って35%って聞いたけど・・・」って思われるかもしれませんが、休日手当はあくまで労働基準法で定めた法定休日に出勤した場合にのみ適用されるので、会社で定めた法定外休日であれば休日手当ではなく、残業手当の25%が適用されます。

ですので、もし土日の両方に出勤すれば、土曜日が25%増し、日曜日が35%増しの賃金になります。細々話しましたが、ここで覚えてほしいのは、休日出勤には割増手当が支給されるということです。

振替休日と代休の違い

振替休日 代休
内容 休日と労働日を予め交換 休日に労働させて後日休日を与える
手当 何もなし 割増手当が支給される
メリット 会社にメリット 従業員にメリット

振替休日も代休も、どちらも休日出勤を他の日に振替えるという意味では同じですが、賃金の考え方が大きく異なります。

振替休日とは

振替休日とは、就業規定などで予め休日が決まっている場合に、休日を他の日と入れ替える場合の休日のことを言います。非常にややこしいですね。

質問者さんの場合は、会社から予め通達されているし振替日も設定されているので、振替休日になる可能性が高いです。

振替休日はあくまで休日を入れ替えるだけになるので、賃金の割増はありません。

振替休日になる条件
  • 就業規定などで規定されている
  • 振替日を予め設定する
  • 実施日の前日(勤務終了)までには従業員にその旨を通知する

これらの条件を全て満たす必要があります。

代休とは

代休とは、休日に出勤させて、後日に休日を与えることです。

振替休日が該当しない場合は代休扱いになると考えてもらって結構です。

振替休日の場合は休日を移動させるだけですが、代休は休日労働になるので賃金の割増が発生します。

割増賃金の考え方
  • 法定休日に出勤:休日手当(35%)
  • 法定外休日に出勤:残業手当(25%)

会社は振替休日にしようと必至

会社側からしてみれば、代休だと割増賃金を支払わなくてはいけないので、振替休日にしようと必死になります。

多くの社員は振替休日と代休の特性を理解していないので、会社の言われるまま振替休日を申請すると思いますが、上記の条件を満たせば代休扱いになりますので、どういった手順で休日出勤をすることになったのかをキチンと把握しておきましょう。

振替休日と代休を労働者が選択することは出来ない

振替休日と代休の性質が決められているので、質問者さんの様に、振替休日だと手当が付ないから代休に変更するといったことはできません。

振替休日も代休も取得しないことは可能?

休日なんて要らないから手当をいっぱい貰いたいって思われる方も多いですよね。

私もそちら側の人間ですが、休日出勤をした際に振替休日も代休も取得しないことは可能なのでしょうか。結論から言えば可能です。

というか、休日出勤するときって仕事が忙しい時期だから、むしろ振替休日や代休を取得する人の方が少ないでしょう。

ただ、多くの企業は36協定を結んでいますので、超過時間は1か月で45時間、1年で360時間以内に抑えなければいけないことをお忘れなく。

有給休暇は無敵

もし有給休暇が大量に余って使いきれていない状態であれば、振替休日や代休を使わずに有給休暇を取得した方が良いです。

それだと、休日出勤した分の賃金がそのまま給料に反映されるので、代休を使うよりも多くの給料を得ることが出来ます。ちなみに、有給休暇は労働者の権利なので、一部の条件を除いていつでも取得することができます。

但し有給休暇を取得することで、1週間の労働時間が32時間(40時間-8時間)になるので、休日出勤しても割増手当は支給されません。(下記参照)

賃金のまとめ

土日が休日の会社で、日曜日に休日出勤して水曜日に休日を取得した場合。(日給1万円)

振替休日の場合

日曜 10,000円
月曜 10,000円
火曜 10,000円
水曜 0円
木曜 10,000円
金曜 10,000円
土曜 0円

1週間の賃金:50,000円

日曜と水曜を入れ替えただけなので、通常の週給とかわりません。

代休の場合

日曜 12,500円
月曜 10,000円
火曜 10,000円
水曜 0円
木曜 10,000円
金曜 10,000円
土曜 0円

1週間の賃金:52,500円

日曜日は休日労働になるので残業手当が支給されます。

有給休暇の場合

日曜 10,000円
月曜 10,000円
火曜 10,000円
水曜 10,000円
木曜 10,000円
金曜 10,000円
土曜 0円

1週間の賃金:60,000円

日曜と水曜のダブルで日給をゲットすることができます。

ただ、有給を取得することにより労働時間が8時間少なくなるので、日曜日の残業手当は支給されません。(日曜日の労働時間を入れても40時間になるから。40時間を超えれば残業手当が発生する)

実際には1か月単位で給料額を決定するので1日単位で給料を計算することはありません

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